珠光茶会(じゅこうちゃかい)とは

奈良には多くの優れた文化が息づいています。世界遺産「古都奈良の文化財」はもとより、いにしえより受け継がれる、日本の「源流」ともいえる社寺の伝統行事や伝統芸能、奈良墨や奈良晒などの伝統産業が有形、無形の文化遺産として存在しています。

そうした中に、珠光により育まれた茶の湯があります。珠光は「わび茶」の精神による茶の湯を創始し、今日、日本の代表的な文化の一つである「茶道」の基礎をつくりました。このように、珠光により育まれた「茶」も、奈良を「源」とする大切な文化であり、この「茶」を通して、奈良の魅力を発信したいという思いを結集する場として、ここに「珠光茶会」を開催いたします。

奈良県内の寺社会場

春日大社、大安寺、唐招提寺 ©飛鳥園

各会場紹介

珠光

室町時代中期の茶人。少年時代に奈良の称名寺に入ったといわれています。のちに京都へ行き、当時町衆など庶民の間に流行していた簡素な「地下茶の湯」や、能阿弥らによって工夫された「書院台子の茶儀」を学び、また一休宗純と出会って禅の修行も行ったとされ、今日の茶道の基礎を築きました。

春日大社

古くから神が降臨する山とされる御蓋山の西麓に、平城京の守護のため、常陸国(茨城県)鹿島神宮の武甕槌命(タケミカヅチノミコト)など四柱を祀ったことに始まります。皇室から庶民に至るまで、国土安穏、国民繁栄を祈り崇敬を集めました。本社本殿は、平成27年から28年にかけて式年造替が行われました。

http://www.kasugataisha.or.jp/

元興寺

真言律宗。蘇我馬子が飛鳥に建立した、わが国最古の寺院法興寺(飛鳥寺)を平城京に移して造営したものです。12 世紀頃から「極楽坊」と呼ばれた僧坊を中心に、庶民の浄土信仰を集め念仏道場として発展しました。板絵智光曼荼羅図のほか多数の庶民信仰資料も残っています。寺の周辺は「ならまち」と呼ばれています。

http://www.gangoji.or.jp/

東大寺

 華厳宗大本山。金光明四天王護国之寺ともよばれ、仏の加護による国家鎮護を発願した聖武天皇によって建立されました。751年に大仏殿が完成し、翌年大仏開眼供養が行われました。中世以降、二度の兵火で大仏殿をはじめ、多くの伽藍を焼失しましたが、その都度、全国的な復興活動により再建されました。

http://www.todaiji.or.jp/

西大寺

真言律宗総本山。称徳天皇が四天王像の造立を発願して創建し、奈良時代には東大寺とならぶ壮大な伽藍を構えていました。平安時代に再三の火災に遭いましたが、鎌倉時代に興正菩薩叡尊により復興しました。釈迦如来立像をはじめ、多くの寺宝・文化財が残されています。また奥の院には叡尊上人の墓所があります。

http://saidaiji.or.jp/

大安寺

高野山真言宗。聖徳太子の熊凝精舎を舒明天皇が最初の「大寺」とされたのが始まりで、藤原京で大官大寺となり、奈良時代初めに現在地で大安寺となりました。盛時には南大寺ともよばれ、889名の学侶を擁する仏教の総合大学でした。貴重な9体の天平仏が現存し、今日に法灯が伝えられています。

http://www.daianji.or.jp/

薬師寺

法相宗大本山。天武天皇の発願により藤原京に創建され、710年の平城京遷都にともない現在地に移されました。薬師三尊像や聖観世音菩薩像など奈良時代の仏像をはじめ多くの寺宝・文化財が伝わっています。また塔は、各重に裳階(もこし)が付く、独特の形式をもつ美しい三重塔として知られています。

http://www.nara-yakushiji.com/

唐招提寺

律宗総本山。日本に唐から渡航し、聖武天皇をはじめ多くの人に戒律を授けた高僧鑑真和上が、戒律を学ぶための寺院として創建しました。盧舎那仏坐像や鑑真和上坐像をはじめ、優れた寺宝・文化財が残されています。また金堂や平城宮の東朝集殿を移築した講堂など、創建時の建物もよく残っています。

http://www.toshodaiji.jp/

法華寺

大和三門跡に数えられる、品格ある尼寺。もと藤原不比等の住居であったものを、光明皇后が総国分尼寺として建立しました。法華滅罪の寺と称し、七堂伽藍を備えて隆盛を極めました。本堂は桃山時代に再建された和様の仏殿で、木造十一面観音立像〔国宝〕、乾漆維摩居士坐像〔重文〕などが安置されています。

http://www.hokkeji-nara.jp

日程・会場

「お茶席」は午前9時~午後3時。「点心席」は午前10時~午後2時。「特別茶席」は時間指定制(5回制)午前10時/午前10時40分/午前11時20分/午後0時/午後0時40分。「七流派 おもてなしの共演」は午前10時~正午、午後2時~午後4時の2回制

お茶会内容

〈12/6 更新〉
下記のお茶券は予約受付が定員に達しました。
○ 【参】2月7日 特別茶席 (※すべての回について定員に達しました。)
下記のお茶券は完売いたしました。
○ 【弐】2月9日 八窓庵

お茶会【壱】

価 格/5千円
内 容/「お茶席(二席分)※1」+「点心席※2」+「各会場参観」+「お茶席巡回バス乗車(11日は除く)※3

お茶会【弐】

価 格/1千円【単独席】
内 容/「お茶席(一席分)※1」+「会場参観※4

お茶会【参】

価 格/2万円【特別茶席】※5(遠州流茶道/元興寺)
内 容/「濃茶席」 寄付 小子坊、本席 泰楽軒、席主 遠州茶道宗家十三世家元・小堀宗実宗匠
          「薄茶席」 (立礼) 禅室、席主 遠州流茶道奈良支部
          「点心席」 水乃江 福智院店

お茶会【四】

価 格/2千円 [七流派 おもてなしの共演]
内 容/「七流派 おもてなしの共演」欄参照

※1 「お茶席」は午前9時〜午後3時。
※2 「点心席」は午前10時〜午後2時。
※3 「巡回バス」は毎時0分・30分発車(最終午後4時発車)。
※4 八窓庵会場の参観は庭園のみであり、奈良国立博物館の展覧会入場には、別途観覧料が必要です。
※5 「特別茶席」は午前10時〜午後3時(時間指定あり)。



その他の企画

■献茶式



〈日 時〉 平成29年2月7日(火)午前9時〜
〈場 所〉 元興寺 極楽堂
〈奉 仕〉 遠州茶道宗家十三世家元 小堀宗実宗匠

※特別茶席券をお持ちでない方も、元興寺の拝観券があれば、ご参列いただけます。



■「七流派 おもてなしの共演」



〈日 時〉 平成29年2月10日(金) 第一部:午前10時〜正午、第二部:午後2時~午後4時
〈場 所〉 東大寺総合文化センター 小ホール等
〈参加費〉 第一部・第二部それぞれ2千円
〈販売枚数〉 第一部・第二部それぞれ100枚
〈内 容〉 第一部 表千家・武者小路千家・藪内流
第二部 裏千家・遠州流・石州流・宗徧流
各流派によるお点前実演等やお茶お菓子の提供、東大寺ミュージアムの見学


■なら工藝館特別企画展「心の古里 古赤膚焼 茶道具名品展」

~木洩れ日庵 辻井由紀子コレクション~



〈日 時〉 平成29年2月1日(水)〜 26 日(日)午前10時〜午後6時まで(最終入館は午後5時半まで)
※月曜休館 ☎0742-27-0033
〈場 所〉 なら工藝館1階 常設展示室
〈主 催〉 (一財)奈良市総合財団 なら工藝館


■特別公開(当日のお茶券提示で鑑賞できます)



〈日 時〉 平成29年2月8日(水)
〈場 所〉 春日大社(国宝殿)
〈内 容〉 旧春日大社宝物殿が平成28年10月1日より春日大社国宝殿としてリニューアルオープン(春日大社が所蔵する王朝の美術工芸、日本を代表する甲冑や刀剣など国の宝の数々を鑑賞可能

〈日 時〉 平成29年2月8日(水)
〈場 所〉 大安寺(嘶堂(いななきどう))
〈内 容〉 重文「馬頭観音立像(ばとうかんのんりゅうぞう)」(3月のみ公開される秘仏)

〈日 時〉 平成29年2月9日(木)・11日(土・祝)・12日(日)
〈場 所〉 西大寺(愛染堂客殿(あいぜんどうきゃくでん))
〈内 容〉 元・近衛家邸宅の書院や狩野派の襖絵等がある客殿にて、西大寺由来の文物を展示


■特別展示



〈日 時〉 平成29年2月7日(火)~2月12日(日) 午前9時~午後9時
〈場 所〉 奈良市観光センター(奈良市上三条町23-4)
〈内 容〉 パネル展示「第三回珠光茶会を振り返って」


同時開催

〈日 時〉 平成29年2月11日(土・祝)・12日(日)午前10時〜午後3時
〈場 所〉 西大寺(光明殿)
〈価 格〉 1千円(本堂拝観・大茶盛)/当日受付
〈問合先〉 西大寺 ☎0742-45-4700

お申込方法

<申込先>
■お茶会【壱】【弐】【四】: なら100年会館:☎ 0742-34-0111
平成28年12月3日~平成29年1月27日
午前9時~午後5時(電話予約は、初日のみ午前10時~受付)(休館日:毎週火曜日+12月28日~1月4日)
※ Web予約が可能です。(要・会員登録/無料)
http://www.ticket.ne.jp/nara100onlineticket/

■お茶会【参】: 特別茶席券・☎ 0742-34-5614
平成28年12月5日~平成29年1月27日
午前9時~午後5時(土・日・祝・12月29日~1月3日を除く)
※ 各会場への直接申込、問合せはご遠慮ください。
※ 日時・会場等を必ずお確かめ頂いた上でお求めください。
※ ご購入後の変更・返品・交換等は一切お応えできません。


 

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